ステッピングモーターを動かしてみた

前回の記事で紹介したモータードライバDRV883を実際にArduinoに接続し動かしてみました。

秋月電子さんのサンプルスケッチではボリューム(可変抵抗)を使用し、その値(アナログ)をArduinoでDRV883の入力値[delay]の値を変化させる事でモータースピードを決定するものでした。

ただ、今回はスライダーの動力として使用するため一定の間隔の「作動」と「停止」を繰り返す動きをさせたいので少しスケッチを変更してみました。

なお動作は以下にしました。

  1. タクトスイッチを押す
  2. ステッピングモーターがあらかじめ設定されたスピードと回転回数で回る
  3. モーターが指定回転数までくると停止

(この繰り返し)

尚、私の教科書「Arduinoをはじめよう」ではタクトスイッチを使用する時、バウンジング対策として

スイッチの状態を確認した後に[delay]を入れています。 

しかし今回のスケッチでは3番ピンにスイッチの入力(high)が入ればstateが1になりステッピングモーターは動きだします。

その間バウンジングでスイッチ信号が入ってもそのLoopが終了するまでスイッチの入力信号は受け付ません。 

そのため今回はスイッチのバウンジング対策をしていません。


続いて配線

それでは試運転!

タクトスイッチを押すとモーターのシャフトが1回転。(このスケッチの指定回転回数)

上のバウンジングの話にも書きましたがモーター作動中は何度スイッチを押してもモータは1回転が終了するまで回り続けます。

一応思っていた動きになりました(^^)v

今回はPCでスケッチを書き換えることで回転回数とスピードを決定していますが

最終的にセレクトメニューをスケッチに組み込みArduino単体でこれらを決定していきます。


次回はシャッターを制御するフォトカプラをArduino君に繋げてみたいと思います。

SimeSaba_Labo

naoと申します。 自作電動カメラスライダーを自作するページとなっています。 肝心なスライダーは2017年3月に無事完成していますがblogは気が向いたときに当時を忘れない為の備忘録として書き始めています。 blogはいつ完結するかは完全未定です。

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